2011年08月16日

【佐用の森便り】No.14

8月7日、兵庫県佐用町奥海で"奥海の森 地元学実践塾"のための第1回 講座が開かれました。おかげさまで地元の方にもたくさん集まっていただき、盛会となりました。

★その様子が、8月20日(土)09:00〜09:29のサンテレビの番組内(「西はりまサタデー9」)で紹介されます!ぜひご覧下さい。

当日の体験をつづった大学生、境智子のレポートです。
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みんなで初めての間伐
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早目に到着したので、奥海(おねみ)神社にお参りしていると、E自治会長さんがいらっしゃいました。いつも気にかけて下さって、とても嬉しいです。しばらくすると、奥海(おねみ)の集会所に報道の方が5人ほどと、神戸などからの参加者さんで、計12人ほどが集合しました。初めてお会いする方も多く、少し緊張しつつ出発です。山守さん達と合流して、現場に向かいました。

車で5分ほど北上し、以前自治会長さんに連れてきて頂いた、ダム近傍の道なき道を進みました。運悪く車がパンクするというトラブルに見舞われたりしましたが、無事に間伐開始です。まず、斜面を登るのに一苦労しました。下で見ている時は、一本切る毎に歓声をあげていましたが、斜面では違います。轟音を響かせるチェーンソーを自分が扱うことを考えて、前の方の伐採を見ているので真剣そのものです。

ついに私の番が来ました。相手は直径7cmぐらいの細めの木です。竹炭焼きの時に、スタッフのFさんが扱うのを見ただけのチェーンソーを目の前にして、やや緊張です。一から教えてもらいつつエンジンをかけました。エンジンかけるだけでも、結構力と勢いが必要でした。「この木ならどこから切っても下に倒れるから」とアドバイスを山守さんから頂いたので、少し緊張がほぐれました。下に少し切れ目を入れて下さったので、私は反対側の上から斜めに切るようにとのことです。村井さんがチョークでマークをつけて下さいました。

うなるチェーンソーに怖くなってしまいましたが、「怖がるのが一番危ない」と、以前スタッフの福岡さんに言われたことを思い出したので、無心になって刃を木にいれました。しかし、力で切るとチェーンソーが傷むと山守さんが仰っていたので、それは意識しました。無事に切れましたが、真横に倒れてしまい何人かの肝を冷やしてしまいました。小さな木でも当たれば大怪我です。一番の安全策は山守さんの後ろにいることだそうです。

たった一本切るのにも、体力気力両方が消耗されたので、これを日に何度も繰り返す山守さんには頭があがりません。神戸新聞の記者さんに感想を尋ねられて思わず「すごい音が鳴って気持ち良かった!」と言ってしまいました。ですが、倒れる音を木の悲鳴と聞こえる方もいらっしゃると聞いて、複雑な気持ちになりました。永い年月を生きた間伐した木は、樹齢40〜45年のものが多く、使用に適した良い質になっていますが、運び出しても採算がとれないので、このまま山で腐らせてしまうのです。山守さんは、「いい木なのにもったいない」と仰っていました。

サンテレビのリポーターさんも間伐に参加されて、賑やかな間伐作業でした。斜面を降りるのも大変でした。斜面の上り下りには、スタッフのFさんとYさんにとても助けられました。大体一人一本ずつの間伐でしたが、私を含めて皆さんお疲れの様子でしたが、達成感のある表情をしていたと思います。

みなさん、大変な重労働、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。またのお越しをお待ちしています。
(境智子)

posted by 被災地NGO恊働センター at 18:46| 佐用の森便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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