2011年10月31日

【佐用の森便り】No.16(11月13日:佐用町奥海での間伐作業)

〜佐用町奥海での間伐作業を行います。〜

今回はログハウスの裏にそびえ立つ杉の木を伐採する予定で、ワイヤー等の器具を使った、ベーシックな間伐作業を学びます。

また先月の活動の様子および、奥海神社の秋祭りの様子をこちらに掲載しましたので、ご覧ください。
https://picasaweb.google.com/114118346999229456165?authkey=Gv1sRgCO7er7Lrrbui4QE


  日時:11月13日(日) 9:00〜15:00
  場所:佐用町奥海の山林
  作業内容:間伐、切った木の運搬など
集合場所:奥海集会所 午前9時
**神戸方面から参加できる方は、車を用意します。午前7時に被災地NGO恊働センター事務所前集合でお願いします。

服装;作業ができるような服装、着替え(汗をかいた場合に風邪をひかないように)、タオル、飲み物、他(ヘルメットと長靴、ゴム手はこちらで用意します。)
*尚昼食は近くのレストランまで行きます。もう涼しい時期ですから山でお弁当を食べられるのもよろしいかと思います。

*なお、この奥海での活動は、"奥海の森 地元学実践塾"開講を目指しての活動と位置づけており、トヨタ財団2010年度地域社会プログラムからの助成を得て活動しています。

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2011年08月16日

【佐用の森便り】No.14

8月7日、兵庫県佐用町奥海で"奥海の森 地元学実践塾"のための第1回 講座が開かれました。おかげさまで地元の方にもたくさん集まっていただき、盛会となりました。

★その様子が、8月20日(土)09:00〜09:29のサンテレビの番組内(「西はりまサタデー9」)で紹介されます!ぜひご覧下さい。

当日の体験をつづった大学生、境智子のレポートです。
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みんなで初めての間伐
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早目に到着したので、奥海(おねみ)神社にお参りしていると、E自治会長さんがいらっしゃいました。いつも気にかけて下さって、とても嬉しいです。しばらくすると、奥海(おねみ)の集会所に報道の方が5人ほどと、神戸などからの参加者さんで、計12人ほどが集合しました。初めてお会いする方も多く、少し緊張しつつ出発です。山守さん達と合流して、現場に向かいました。

車で5分ほど北上し、以前自治会長さんに連れてきて頂いた、ダム近傍の道なき道を進みました。運悪く車がパンクするというトラブルに見舞われたりしましたが、無事に間伐開始です。まず、斜面を登るのに一苦労しました。下で見ている時は、一本切る毎に歓声をあげていましたが、斜面では違います。轟音を響かせるチェーンソーを自分が扱うことを考えて、前の方の伐採を見ているので真剣そのものです。

ついに私の番が来ました。相手は直径7cmぐらいの細めの木です。竹炭焼きの時に、スタッフのFさんが扱うのを見ただけのチェーンソーを目の前にして、やや緊張です。一から教えてもらいつつエンジンをかけました。エンジンかけるだけでも、結構力と勢いが必要でした。「この木ならどこから切っても下に倒れるから」とアドバイスを山守さんから頂いたので、少し緊張がほぐれました。下に少し切れ目を入れて下さったので、私は反対側の上から斜めに切るようにとのことです。村井さんがチョークでマークをつけて下さいました。

うなるチェーンソーに怖くなってしまいましたが、「怖がるのが一番危ない」と、以前スタッフの福岡さんに言われたことを思い出したので、無心になって刃を木にいれました。しかし、力で切るとチェーンソーが傷むと山守さんが仰っていたので、それは意識しました。無事に切れましたが、真横に倒れてしまい何人かの肝を冷やしてしまいました。小さな木でも当たれば大怪我です。一番の安全策は山守さんの後ろにいることだそうです。

たった一本切るのにも、体力気力両方が消耗されたので、これを日に何度も繰り返す山守さんには頭があがりません。神戸新聞の記者さんに感想を尋ねられて思わず「すごい音が鳴って気持ち良かった!」と言ってしまいました。ですが、倒れる音を木の悲鳴と聞こえる方もいらっしゃると聞いて、複雑な気持ちになりました。永い年月を生きた間伐した木は、樹齢40〜45年のものが多く、使用に適した良い質になっていますが、運び出しても採算がとれないので、このまま山で腐らせてしまうのです。山守さんは、「いい木なのにもったいない」と仰っていました。

サンテレビのリポーターさんも間伐に参加されて、賑やかな間伐作業でした。斜面を降りるのも大変でした。斜面の上り下りには、スタッフのFさんとYさんにとても助けられました。大体一人一本ずつの間伐でしたが、私を含めて皆さんお疲れの様子でしたが、達成感のある表情をしていたと思います。

みなさん、大変な重労働、本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。またのお越しをお待ちしています。
(境智子)

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2011年08月08日

【佐用の森便り】No.13

昨日(8月7日)、兵庫県佐用町奥海で"奥海の森 地元学実践塾"のための第1回 講座が開かれました。おかげさまで地元の方にたくさん集まっていただき、たいへん盛会となりました。

次回、第2回のご案内です。ぜひたくさんの方のご参加をお待ちしております。
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"奥海の森 地元学実践塾"のための第2回 講座
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■場所:
佐用町「奥海公民館」
(兵庫県佐用郡佐用町奥海)

■日時:2011年8月17日(水)
午後1時より午後3時まで
*恒例のふれあい喫茶を開催しています。

■講演テーマ:
「地域福祉活動について
〜いま、地域で起きている生活課題について考える〜」

■講師:
江見 義弘 
(佐用町社会福祉協議会地域福祉課 地域推進係兼復興支援係 主任)

【講師プロフィール】
1973年兵庫県佐用町生まれ。大学を卒業後、金融機関に就職するが3年で退職。その後、平成11年に入局。ボランティアコーディネーター、総務、地域福祉を担当し、平成21年8月に佐用町を襲った台風第9号豪雨災害以降、現職。小地域福祉活動を中心とした福祉推進と、支援が必要な被災者を中心として復興支援・生活支援活動を行っている。メインは、地元ボランティアによるふれあい交流が中心で、仮設住宅集会所を利用した定期的なお茶会を実施している。

お申し込み・お問い合わせは、被災地NGO恊働センターまで電話・メール・FAXでお願い致します。(連絡先は下記署名をご覧下さい)

*この講座は、佐用町社会福祉協議会の後援を頂いております。
*"奥海の森 地元学実践塾"プロジェクトは、トヨタ財団2010年度地域社会プログラムからの助成をいただいています。プロジェクト名は「兵庫県佐用町の山林整備を通して地域における学びの場、育ちの場を形成する人材育成プロジェクト」です。

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2011年07月27日

【佐用の森便り】No.11

先日からご案内しております、兵庫県佐用町における
“奥海(おねみ)の森 地元学実践塾”開講をめざして
講座(座学、間伐作業、木工細工づくりなど)を行います。

初回は8月7日(日)13時より下記の要領で開催します。
なお、当日の午前中には間伐作業も行いますので、
ご希望の方はぜひ一緒に汗を流しましょう。
7:00に神戸を出発、9:00に奥海での作業開始です。
詳しくは村井までお電話下さい(090-3160-4816)。

みなさま、ふるってご参加ください。お申し込みをお待ちしております。

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第1回(座学)
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◆場所:佐用町上石井「奥海公民館」(兵庫県佐用郡佐用町奥海)

◆日時:2011年8月7日(日)午後1時より午後4時半まで

◆講師:
○テーマ:「佐用水害を教訓に、山の大切さを学ぶ」
庵逧 典章 (佐用町長、佐用森林組合理事長) 

○テーマ:「森・川(里)・海が連環した地域再生と国土づくり」
松本 誠 (元武庫川流域委員会委員長)
プロフィール
市民まちづくり研究所所長、元・神戸新聞編集局調査研究資料室長
 神戸新聞社で36年間の記者活動などを経て2003年2月退社後、明石市に市
民まちづくり研究所を開設。環境問題やまちづくり、地域経済、地方自治などを
専門分野とし、最近は自治体の危機管理や議会改革、市民主体のまちづくりや
分権時代の自治体のあり方等についての講演や職員、議員研修の機会が多
い。
 神戸学院大学客員教授、関西学院大学・桃山学院大学・神戸国際大学等の
非常勤講師も務める。市民活動団体「まち研明石」、明石まちづくり市民塾、市
民自治あかし各代表。集合住宅維持管理機構副理事長。自治・分権ジャーナ
リスト関西の会事務局。CODE海外災害援助市民センター理事。
 1990年代初めから川づくり関係の提言や委員会に携わることが多く、旧佐用
郡南光町の「川を活かしたまちづくり会議」や「千種川流域(赤佐)まちづくり協
議会」を発足させて流域自治体とともに「千種川中流域からの提言〜参加と連
携の時代」等を取りまとめた。河川法改正後の兵庫県最初の住民参加の河川整
備計画づくりになった千種川委員会の委員長代理、同鞍居川部会の部会長、
武庫川ダム計画を白紙に戻して「ダムに依存しない川づくり計画」を取りまとめた
兵庫県の武庫川流域委員会委員長も務めた。
また、千種川圏域清流づくり委員会の発足に関わるほか、この7月に発足した武
庫川流域圏ネットワークの特別顧問も務める。

*お申し込みは、被災地NGO恊働センターまでお願いします。
*この講座は、佐用町社会福祉協議会の後援を頂いております。

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〜代表メッセージ〜
“奥海の森 地元学実践塾”の開講を目指して、ゆるやかに歩みます!!
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 “奥海の森 地元学実践塾”とは、兵庫県佐用郡佐用町の最北端に位置する
「奥海集落」をその活動の拠点とするものである。2009年に甚大なる水害に見
舞われた佐用町の苦い経験を契機に「水害の根本的原因を究明する。」ことを
肝に銘じながら、豊かな恵みをもたらす自然が一方でこうして牙をむき出し、人
を、人家を、田畑を襲うという現実から逃げ出すことなく、山・川・海のつながりの
中で自然との共生をはかることが、実は水害から人を、村を、町を守ることになる
という根本的な理念を理解することになるということを、1000年に一度というサイ
クルで襲った未曾有の東日本大震災と向き合うことであらためて気づかされた。

 昔は奥海集落を含む石井地区は、「石井木炭」というブランドを持ち、大阪圏
を中心にエネルギーを供給してきた時代があった。また、水道が整備されていな
い時代に、この奥海集落は当時の旧佐用町の水源を守っていたという歴史も
あった。豊かな山の恵みによって人々の暮らしが成り立っていた時代から、今や
「限界集落」となる寸前にまで様変わりをし、やがてゆっくりと「消滅集落」となる
厳しい現実を受け止めなければならない時が来る。

 しかし、「秋祭り」の日に奥海神社に御輿を奉納する一年に一度の恒例行事を
通して、1000年以上の歴史を刻んできた奥海神社と集落の歴史が、笛と太鼓
の音色とともに蘇ってくるだけに、若者が集落から出て寂しくなる現実はよりいっ
そう厳しいものがあるが、たんたんと、かつ懸命に生きている集落の人たちの暮
らしがある以上、「佐用の水害」を契機に奥海とつながった私たちは可能なかぎ
り寄り添っていきたいと静かに誓っている。

 まず山を守ることが、水害被害を軽減することになり、山の恵みによって川が潤
い、山・海に育てられた滋養のある栄養分が、やがては海に流れ込むことによっ
て海の幸が育つという循環型サイクルを考えると、流域全体で取り組む水害から
の減災システムを構築しなければならないだろう。

 そのためには先人の取り組みから学び、地域のコミュニティづくりから学び、地
域の暮らしそのものから学ぶというスタイルの「地元学」を確立し、山林整備や畑
での手伝い、または日頃の地域の行事に惜しみなく参加し、地域の人たちととも
に地元学を実践していく。こうした学びと実践によって、「奥海の森 地元学実践
塾」を開講する。

2011年7月17日
被災地NGO恊働センター 代表 村井雅清

*このプロジェクトは、トヨタ財団2010年度地域社会プログラムからの助成をい
ただいています。プロジェクト名は「兵庫県佐用町の山林整備を通して地域に
おける学びの場、育ちの場を形成する人材育成プロジェクト」です。
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2011年07月25日

【佐用の森便り】No.10

被災地NGO恊働センターです。
7月22日、佐用町奥海で間伐を行いました。
代表・村井のレポートです。
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<佐用町奥海の山林整備活動レポート>
大ベテランのプロでも、毎回初対面!?
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 先日22日、フィールド研修基礎講座として兵庫県佐用町奥海の山林整備活動に行ってきました。場所は奥海からさらに岡山との県境近くまで上がったところです。基礎講座研修生は私を入れて生徒は3名。私がチェーンソーを持つのは去年の秋以来で、実は実際に20メートル以上あるような木を切るのは初めての経験でした。超ベテランの山守さんでも、切ろうとする木は「いつも初対面です。」とおっしゃいます。二つと同じ木に出会うことはないということ、毎回木を切ろうとするときの状況は違うということです。だから「油断するな!」「気を抜くな!」「木は生きている!」と強調されます。

P1150994_s.jpg

 一本一本の木を切るにあたって、懇切丁寧に指導をしてくださる山守さんですが、事故のないように常に注意をはらう目配りはさすがです。丁度私と山守さんとが木を伐ろうとしていたときに、下で他の二人がチェーンソーの修理をしていました。「ヨシ、切ろう!」と選んだ木からは相当離れたところで修理をしていたので、「私は大丈夫だろう!」と思っていたのですが、それでも山守さんは「もっと後ろに下がって!」と注意を促し、それから私はいきなり30年程の年輪を刻んだ木を伐らせて頂きました。「えっ、こんな立派に成長した木を、私のようなど素人が伐っていいのだろうか?」と緊張しながら作業に取りかかりました。

P1150913_s.jpg P1150952_s.jpg

 普通間伐するような細身の木の場合は、地面からせりあがった株の上から切るとその場で倒れていくのですが、30年ものくらいになると、頭(木の上の部分)が重たいから木自身の重みで少し飛ぶように倒れていくのです。だから、これくらいで大丈夫と離れていても、飛ぶように倒れる分だけ遠くに倒れるから注意が必要なのです。
 
 それにしても、こうして木を切る醍醐味というのは、一度味わうと病みつきになりそうなくらいのど迫力です。木と木の間が3メートルほどしか空いてなくても、見事にその間に倒していくことができるのです。自分の思うように倒せたら、なかなかの快感です。逆に失敗すると山守さんにご迷惑をかけます。それでも指導がよければ、初体験者でも曲がりなりに切ることはできます。だから「油断するな!」と注意をされるのでしょう。

 もちろん山守さんは自由自在に操ります。「お見事!」という振る舞いです。帰りに別の「檜(ヒノキ)の山」を見せて頂きました。見事な檜が成長しているのですが、すでに立派な檜が間伐されています。ここの山主さんは「ログハウスを建てるから」と長いまま山に寝かせています。間伐したあと、短く切った檜はそのまま山においています。残念ながら場合によってはそのまま腐ってしまいます。檜だけに「え〜、なんと勿体ない!!」と叫んでしまいました。一度間伐して、5年後にまた間伐するとかなり良質の檜が育つそうです。一つ丸太椅子にしようと頂いて来ましたが、木の皮を剥ぐとほんとにすばらしい香りと木肌をしています。

P1150997_s.jpg

 そういえば昨年9月の新月に切った杉の丸太を事務所に持って帰っておいていますが、いい味を出しています。幸い当NGOには少し庭がありますので皮付きの丸太の上に、植木鉢をおいておくとかなりいい感じです。なかでも2007年の能登半島地震後に輪島の朝市で買ってきた「レンゲショーマ」がかなりいい雰囲気を醸し出しています。みなさまも、一度奥海の森で間伐に汗を流しませんか。そして、少しならおみやげに間伐材を持って帰ることが出来ます。
(村井雅清)

■次回の間伐作業は、8月7日(日)午前7時 被災地NGO恊働センター集合・出発です。
*レンタカーで行きますので、必ず事前に電話などで連絡をください。
(村井雅清まで。携帯電話 090−3160−3816)
なお、この日は午後に座学での講座があります。
詳細は追ってお伝えします。

posted by 被災地NGO恊働センター at 16:41| 佐用の森便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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