2011年10月06日

【佐用の森便り】No.15

〜佐用町奥海での間伐作業を再開します〜

7月22日に兵庫県佐用町の最北端に近い「奥海(おねみ)の山」での間伐作業を再開しましたが、地元の方が稲作業等で忙しく、この間は地元のお茶会への参加など座学「奥海の森 地元学実践塾」を中心に交流してきました。
さて、今年度後期に入り、「奥海神社の秋祭り」も終わった翌10月17日(月)に、下記の要領で山林整備の一つである間伐作業を再開しますので、ふるってご参加下さい。

  日時:10月17日(月) 9:00〜15:00
  場所:佐用町奥海の山林
  作業内容:間伐、切った木の運搬など
集合場所:奥海集会所 午前9時

*大変申し訳ありませんが、本プロジェクトの責任者村井は前日16日に「奥海神社の秋祭り」があるため、前泊しています。よって参加希望および奥海までの経路および方法については、村井の携帯まで連絡下さい。(090-3160-3816)

服装;作業ができるような服装、着替え(汗をかいた場合に風邪をひかないように)、タオル、飲み物、他(ヘルメットと長靴はこちらで用意します。)
*尚昼食は近くのレストランまで行きます。もう涼しい時期ですから山でお弁当を食べられるのもよろしいかと思います。

*なお、この奥海での活動は、"奥海の森 地元学実践塾"開講を目指しての活動と位置づけており、トヨタ財団2010年度地域社会プログラムからの助成を得て活動しています。
posted by 被災地NGO恊働センター at 15:30| 佐用レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月01日

【佐用の森便り】No.12

佐用町奥海の山林整備活動に関連して、去る6月26日神戸学院大学学生有志・職員・教授らと被災地NGO恊働センターのメンバーとで、奥海で足湯をしました。この活動は昨年も神戸学院大学をはじめポーアイ4大学連携事業の一環として、3回ほど佐用町で足湯ボランティア活動を行ってきたことを受けての継続活動でもあります。これからも、足湯のみならず、山林整備活動にも参加してくださるだろうと大いに期待しているところです。遅くなりましたが、下記にその時の様子をレポートさせて頂きます。

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6月26日午後 神戸学院大学生の方々と奥海(おねみ)で協働
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安本さんのお話の後、昼食を食べてすぐさまお茶会と足湯の準備です。いつもお世話になっている社協の江見さんが、飲み物とお菓子等を持ってきて下さっていたので、それを配膳したり、お湯や水を用意したり慌ただしかったです。

早速奥海(おねみ)の住民の方々が来てくださいましたので、飲みたいものをお聞きして、ご案内です。15人以上の方々がお越し下さったので、少し手狭になりましたが、嬉しいことです。早速、足湯を希望して下さる方がいて、順調に開始できました。

私が担当したのは、毎月の社協が主催するふれあい茶会で見かける80代の女性でした。少し耳が遠い方だったので、よく頷くこととゆっくりはっきり話すことを心がけました。実は足湯の実践は初めてで緊張していましたが、足湯はコミュニケーション手段の一つであって、失敗を恐れても仕方ないのだと最初の挨拶を交わす時に気付けました。以下はそのつぶやきです。

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「汚い手でしょう?」(いいえ、私なんてなまけものの手ですから)
「歳をとると(手の甲に)斑点ができるの」(私も頬にできますよー)
「もう85歳なの。ふれあいサロン(茶会)とカラオケが楽しみなの」
(カラオケはいつされているのですか?)
「第四火曜日にここで。そう、楽しみなの。カラオケはね、声が出ないけど楽しくてね。二年ぐらい練習したの」(熱心ですねー)「夫亡くしてから、寂しさが紛れるからね」

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「腰がね、曲がってちゃって。痛くて前に病院で薬もらったらすぐに良くなったよ」
(お薬すごいですね!どちらの病院なのですか)
「佐用病院で診てもらっているの」

/

「足湯って岡山の温泉でしたけど良かった。今日はありがとうね」
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終始笑顔でお話しして下さって、ついこちらも笑顔になれる社交的な方でした。一対一で気まずくならないか心配でしたが、沈黙も心地よいのだと再認識しました。

無事足湯初体験を終え、ほっとしました。神戸学院大生の方々も順調にされていました。皆さんは初足湯だったようですが、異性に手を触れられるのにこそばゆく感じる方もいらっしゃったみたいで、できるだけ同性同士の方がいいのかもしれないと思いました。ですが、ほとんどの方に気持ちよかったと言って頂けました。

合間に山守の安本さんとお話しできて、可愛らしい木工細工を見せてくださいました。組立は簡単だそうですが、とてもお洒落で自分も作りたくなりました。

奥海の皆様、外部から大勢来て驚かれたかと思いますが、温かく受け入れて下さってありがとうございました。これからもよろしくお願いします。また、A教授、アシスタントのTさん、神戸学院大学生の皆様、遠いところからありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。
(境智子)

20110626足湯お茶会.jpg

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第1回(座学)のご案内
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◆場所:佐用町上石井「奥海公民館」(兵庫県佐用郡佐用町奥海)

◆日時:2011年8月7日(日)午後1時より午後4時半まで
※当日の午前中には間伐作業も行いますので、
ご希望の方はぜひ一緒に汗を流しましょう。
7:00に神戸を出発、9:00に奥海での作業開始です。
詳しくは村井までお電話下さい(090-3160-4816)。

◆講師:
○テーマ:「佐用水害を教訓に、山の大切さを学ぶ」
庵逧 典章 (佐用町長、佐用森林組合理事長) 

○テーマ:「森・川(里)・海が連環した地域再生と国土づくり」
松本 誠 (元武庫川流域委員会委員長)
プロフィール
市民まちづくり研究所所長、元・神戸新聞編集局調査研究資料室長
 神戸新聞社で36年間の記者活動などを経て2003年2月退社後、明石市に市民まちづくり研究所を開設。環境問題やまちづくり、地域経済、地方自治などを専門分野とし、最近は自治体の危機管理や議会改革、市民主体のまちづくりや分権時代の自治体のあり方等についての講演や職員、議員研修の機会が多い。
 神戸学院大学客員教授、関西学院大学・桃山学院大学・神戸国際大学等の非常勤講師も務める。市民活動団体「まち研明石」、明石まちづくり市民塾、市民自治あかし各代表。集合住宅維持管理機構副理事長。自治・分権ジャーナリスト関西の会事務局。CODE海外災害援助市民センター理事。
 1990年代初めから川づくり関係の提言や委員会に携わることが多く、旧佐用郡南光町の「川を活かしたまちづくり会議」や「千種川流域(赤佐)まちづくり協議会」を発足させて流域自治体とともに「千種川中流域からの提言〜参加と連携の時代」等を取りまとめた。河川法改正後の兵庫県最初の住民参加の河川整備計画づくりになった千種川委員会の委員長代理、同鞍居川部会の部会長、武庫川ダム計画を白紙に戻して「ダムに依存しない川づくり計画」を取りまとめた兵庫県の武庫川流域委員会委員長も務めた。また、千種川圏域清流づくり委員会の発足に関わるほか、この7月に発足した武庫川流域圏ネットワークの特別顧問も務める。

*お申し込みは、被災地NGO恊働センターまでお願いします。
*この講座は、佐用町社会福祉協議会の後援を頂いております。

みなさま、ふるってご参加ください。お申し込みをお待ちしております。
posted by 被災地NGO恊働センター at 15:03| 佐用レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月30日

【佐用の森便り】No.2

6月26日より、兵庫県佐用町での山林整備事業を再開いたします。
下準備のために地元・佐用町で活動している新スタッフ、福岡洸介のレポートです。
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5月21、22日 
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土・日曜とチャコネットの活動を手伝ってきました。
チャコネットは関西学院大学と大阪大学の学生が主体となり、佐用町の復興支援を続けてくれているボランティアグループです。活発で親しみやすいメンバーが多く、私も協働センターの人間として、また同年代の個人として公私を問わず親しくさせていただいております。同団体は女性が多く、車の運転や力仕事など私でも手伝えることがけっこうあるのですが、日曜日に限っていうと逆に手伝ってもらう形になりました。

被災地NGO恊働センター内では、佐用町から東北の被災地に竹炭を送れないかという計画が持ち上がっています。規模は違えど同じ水害に遭った被災地どうしだからこそ、この救援には大きな意味があるのではないかと思うのです。竹炭は燃料としてよりもむしろ生活補助用品として使われることが多く、とくに脱臭効果と調湿機能に優れているため、家屋の床下にヘドロが流れ込むような水害の被災地には喜ばれるのではないでしょうか。

そのため今は「質より量」の竹炭を作るため、木炭用の大窯まで使う必要があり、しんどい作業を手伝ってもらいました。たぶん縄文人の住まいよりも立派な木炭窯には、中に入って木や竹を並べるだけでもかなりの労力が必要です。いくら掃除をしても残る微小な灰が舞い上がり息ができない、重厚な石造りのため一瞬だけ中に入る作業でも暑い、天井が低いため常に中腰、インチキをかまして丸太を突っ込んでも終わりが見えないくらいデカい――という心身ともに苦しい仕様です。

それでも男2人でなんとか昼過ぎには並べ終えたのですが、火を点けるのにまた数時間かかるため、今日はこれまでとなりました。チャコネットの方々が主催するカフェに顔を出すまでは倒れられないという使命感のみで体を動かし、体力を使い果たすまで働くことはできたのですが、その成果は窯に木と竹を並べただけです。フィールドワークとは結果を焦るものではないのでしょう…きっと。

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posted by 被災地NGO恊働センター at 10:32| 佐用レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月17日

【佐用町復興支援の再開について】-村井代表より-

みなさま、ご無沙汰しています。いかがお過ごしでしょうか?
2月の竹炭祭りでは大変お世話になりました。あらためてお礼を申し上げます。
長文になりますがお許し下さい。

昨日、福岡君と新人の境智子さん(兵庫県立大光都キャンパス)という方と3人
で久しぶりに佐用に行ってきました。東日本大震災が発生し、積み残したことが気になりなが
ら気がついたらもう5月も半ばを迎えていました。「チャコネットさん」は継続して、コミ
ュニティづくりの支援として久崎の「黒田商店」の空き店舗での活動を続けておられるそうです。頭が下がります。

久しぶりに横山支配人にも挨拶をしてきましたが、例の「どいの竹藪」に放置し
た竹の枝をダンプ数台を動かして処分して下さったとのことです。支配人と竹内さんと新人の
3人で取りかかって下さいました。もう一つの放置している「金屋」の方は、竹内さんが「あ
っちはしばらくいいよ!」と言って下さっています。ほんとにありがたいことです。
東日本支援で忙しいとはいえ、ずっと気になりながら今日まで来たのですが、正直何か重たいものが体全体にのしかかっていたのですが、このつっかえがとれました。ほんとに、ありがたいことです。このことはいつまでも忘れないようにしたいと思います。

実は昨日佐用に行ったのは、ぼちぼち佐用のプロジェクトを再開しようというこ
とで、あらためて佐用町役場や佐用町社会福祉協議会、笹が丘荘にあいさつ廻りをしてきました。もちろん東日本大震災支援を継続しながらですが、ボツボツ地元佐用町在住の(今は当センター在住ですが)福岡君を中心に再会したいと考えています。

偶然ですが、早速この週末にチャコネットが炭焼きをしたいということなので、福岡君も一緒
にやります。また、明日18日は佐用町奥海(おねみ)の集落で、佐用町社会福祉協議会主
催の「お茶会」が開かれますのでお手伝いに行きます。この奥海では、「地元学奥海実践塾」を立ち上げるために、2年かけて奥海のすべてを理解するために山林整備、
海・山・川をつなぐをコンセプトに徹底して奥海という地域とつきあおうと、意を新たにし
ています。

みなさん、お忙しいかと思いますが、また久しぶりに佐用に行ってみようか?と
思われましたら、一言お声がけ下さいませ。
電車で通っていますので、もし車出すよ!というかたがおられましたら、是非ご一報を!!

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 被災地NGO恊働センター 
   E-mail ngo@pure.ne.jp
   URL   http://www.pure.ne.jp/~ngo/
   TEL 078-574-0701 FAX 078-574-0702  
   〒652-0801 神戸市兵庫区中道通2-1-10
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posted by 被災地NGO恊働センター at 11:51| 佐用レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月03日

〜佐用からの現地レポート〜山林整備活動編 No.10

山林整備活動編No9に続いて感想です。
No9に登場する「安本さん」というのはすでに紹介しておりますが、佐用町奧海(おねみ)の山守りさんのことです。

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おねみ・山林整備(11月28日)
田舎の山奥というのは想像を絶する──とまではいかずとも、「山をなめていた。正直すまんかった」と泣きながら毛布に包まりたい程度には寒いものです。空気が冷たく澄んでおり、重労働で全身から汗が噴き出しても、空気を吸い込む肺だけは冷え切って痛むほどです。時間が経つのはあっという間なのですが、昼食のために休憩をはさむと急に腹が減ってきます。急に空腹を自覚するというか、どうやら自分が作業中に感じているよりも実際の疲れは激しいようです。それだけ全身の筋肉を使う過酷な作業だということでしょうか。それとも大学に入ってから下腹が無視できなくなってきた私だけが感じる疲れなのでしょうか…。

そういえば、昼食時に安本さんが「どんなプロでも、その木に出会うのは初めてだ。だから絶対に慢心するな」とおっしゃっていました。間伐は危険な作業ですが、この言葉を心に留めている限り大きな事故にはつながらないように思えます。

posted by 被災地NGO恊働センター at 13:30| 佐用レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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